世界中の読者に刺激を与え続ける
- グローバルビジネス
世界中の読者に刺激を与え続ける
- グローバルビジネス
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- 職 種
- 営業 -届ける-
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- 所属部署
- 国際ライツ事業部
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- 社 歴
- 国際ライツ事業部
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- 入社年度
- 2005年中途入社(前職:他出版社)
INTERVIEW
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- Q1 学生時代はどんなことをしていましたか?
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開港~戦間期の日本の外交について研究していました。他大学との合同討論会に参加したり、戦間期のメディアの縮刷版を読むのがとにかく好きで。それでは飽き足らず横浜開港資料館に入り浸っていた時期もありました。
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- Q2 どうして講談社を選びましたか?
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日本の出版社がどのように海外へライセンスアウトしているのか、事例を調べていたときに講談社のホームページに辿りつきました。そこでたまたま中途採用の募集があり、その内容がドンピシャだったので応募しました。
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- Q3 講談社はどんな会社だと思いますか?
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何かにトライして失敗した方が、何もしないよりもよい、とされる会社。
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- Q4 今、どんな仕事をしていますか?
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国際ライツ事業部では、コミック、雑誌、書籍の海外での二次利用(翻訳出版、デジタル利用、アニメ化、実写化等)をライセンスあるいは現地法人を通じて展開しています。私は、アニメライセンス、商品化ライセンス、ハリウッドや韓国での実写化、韓国とのアニメ共同制作などを一通り担当し、今は欧州及び中東担当として、幅広い地域でのコミックのライセンス契約に携わっています。
欧州はフランスを中心とした最大の市場ですが、最近ではイタリアで急速に需要が拡大しており、さらには中東やウクライナなどの地域での出版も活発になってきています。特に外出が制限されたコロナ禍では、多くの時間が読書やアニメ視聴に費やされ、各国で空前のマンガブームとなりました。このブームを一過性にしないため、現地の読者にいかに刺激を与え続けられるか、がミッションです。
一番印象に残っている仕事漫画が新たなステージへ:
アングレーム国際漫画フェスティバルでのエグジビジョン
仏アングレーム国際漫画フェスティバルにて、3年連続でエキシビジョンを企画・手配したことです。2018年は『FAIRY TAIL』展。数々の名シーンの原画、精巧に造られたドラゴンの大型フィギュアなど作品の世界観を再現し、その年の大きな見どころとして文化大臣が視察する唯一のものとなりました。2019年には弐瓶勉展、2020年は『銃夢』原画展を連続で担当し、仏全国紙Le Mondeや国営テレビなど、当時漫画関連の話題を取り上げることはあまりなかったメジャーメディアに大々的に報じてもらいました。
これらは漫画が新たなステージに突入するきっかけになり、2023年に向けて久々に新たな企画が動き出しています。そのうち美術館のキュレーターになれるかも⁉
とある1日の働き方
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メールチェック、返信。
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海外からの来客に合わせ出社。
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後輩の業務相談・サポート。
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契約書署名など事務手続き、編集部への連絡、担当地域での展開確認。
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フランスの取引先とのオンライン会議。
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終業。と同時にママ業開始。学童へのお迎え、夕食づくり、お風呂、宿題のサポート、寝かしつけ、食器の片づけ等。
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就寝。
INTERVIEW
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- Q5 1週間のだいたいの流れ
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月曜には部会の他、コミックの海外担当者が一堂に会し、情報共有と今後の戦略をたてる会議があります(リアルまたはオンラインどちらからでも可)。海外からの来社は少しずつ増えていますが、未だオンラインでの打ち合わせが主流です。私は現在、時短勤務なので、欧州客先とのオンライン打ち合わせの場合は時間調整が必要な時もあります。出張時以外、土日祝日はオフ。平日の休みは取得しやすい環境です(休んだ分は後日自己責任で挽回する)。
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- Q6 オフの日の過ごし方
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果物や野菜の収穫、ハーブ摘み……食いしん坊一家なので、自然豊かな地の美味しいものを求めて、出かけます。
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- Q7 今、おすすめの作品
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『かがみのえほん きょうの おやつは』/わたなべ ちなつ/福音館書店食べることがお好きなあなたへ。ただ見るだけで、元気が出てくる本。おいしい紅茶を淹れたくなる⁉
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就活中は、あらゆる会社に潜入できます。たくさん質問してみてください。相手は「一緒に働く可能性があるかもしれない」と思うので、普段社外の人には教えてくれない情報も引き出せるチャンスです。素敵なご縁がありますように。
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WHAT’s MY JOB?講談社のお仕事図鑑
営業
ライツ・クロスメディア
グローバルビジネス
雑誌、書籍、コミックの出版権を海外の出版社にライセンスする際の窓口として、契約交渉や海外での販促施策の提案などを行います。海外における映像化の窓口や、講談社が海外販売の窓口を持つ映像作品のライセンス等も行います。
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