知らない人やモノに出会い、伝える

  • 報道・芸能

知らない人やモノに出会い、伝える

  • 報道・芸能
  • 職 種
    編集 -つくる-
  • 所属部署
    週刊現代編集部
  • 社 歴
    週刊現代編集部→週刊現代編集部と現代ビジネス編集部を兼務→週刊現代編集部
  • 入社年度
    2018年入社

INTERVIEW

  1. Q1 学生時代はどんなことをしていましたか?

    キラキラのエピソードやハデな実績があればいいのですが……ないですね。大学時代は茶道部に入って、ひたすら茶を点てていました。心が落ち着くので、茶道はオススメですよ。「サ道」も好きですが。

  2. Q2 どうして講談社を選びましたか?

    現代新書で『未来の年表』を手掛けた、米沢さんという先輩がいたからです。その後、なぜか米沢さんが週刊現代に異動してきたので、今は同じ部署で背中を見ながら仕事しています。

  3. Q3 講談社はどんな会社だと思いますか?

    一言でいえば“バラバラ”。メタバースやゲームの部署にも同期がいますが、どんな仕事をしているのか全然知りません。しかし、そんな多種多様な人と仕事が組み合わさることで、新たな価値が生まれるのかも?

  4. Q4 今、どんな仕事をしていますか?

    基本は「雑誌記事の企画を立てる→取材する→記事を書く」という流れで、著者インタビューなどの連載も担当します。さらにWEB媒体「現代ビジネス」にも、オリジナル記事をアップしています。
    個人的には、雑誌作りは「お客様第一のサービス業」だと考えています。読者の方々の読みたいものを作る仕事なので、相続、マネー、昭和歌謡や昔のドラマ、健康法、医療や介護……といったテーマも扱います。小難しくて地味そうな仕事だと思われたでしょうか?
    でも、これが案外楽しいんです。『あの素晴しい愛をもう一度』の歌詞を書いた「きたやまおさむ」さんという作詞家を取材したことがありました。詳細は省きますが、きたやまさんの語りに心動かされて、謎の鳥肌が立ったことを覚えています。自分が知らない人や物事に出会い、そこで摑み取った何かを人に伝える。こんなに人生が豊かになる仕事はないと思います。

災害や事件、事故の現場に行って取材することも重要。写真は、配属したての頃に取材した大阪府北部地震の時のもの。

一番印象に残っている仕事「会えた! 嬉しい!」の、その先へ

この仕事の醍醐味のひとつは、「好きな人に会えること」でしょう。たとえば現代ビジネスでインタビューした尾崎世界観さん。ファンだったので大興奮でしたが、「他の人もインタビューをしているし、自分がやる意味はあるのか?」という不安もありました。
そこで考えたのは、『週刊現代』流に記事を作ってみたら……ということでした。質問を深掘りして本心を探る、伝えたいことを明確化して記事を構成するなど、やれるだけやってみました。その結果、良い記事になったかは読んでくださった方の判断にお任せします。ただ、尾崎さんご本人からは「名刺代わりになるインタビュー記事です」という言葉を頂きました。嬉しい!

『週刊現代』×尾崎世界観という、この世に1枚しかないレア写真!

とある1日の働き方

  • 起床。新聞を読みながら、ラジオを聴く。

  • 出社。プラン会議で企画案を提出。

  • 昼食。だいたい会社近くの上島珈琲店にいます。

  • スキマ時間に、雑誌の記事を現代ビジネスにアップする。

    「紙とデジタルの融合」は、もはや当たり前。紙の雑誌に掲載した記事は、基本的に「現代ビジネス」にアップしています。ネット上でバズるかどうかはタイトル次第。日々変わっていくトレンドを追いながら、読まれやすいタイトルを模索しています。
  • 書評会議に参加。

    書評会議の様子。直近3ヵ月以内に発売された本のなかから、書評欄で取り上げるものを選んでいきます。なかなか決まらないことも。
  • 新聞記者と会合(政治、事件、その他もろもろの情報収集)。

  • 高円寺の小杉湯へ。

  • オールナイトニッポンを聴きながら寝落ち。

INTERVIEW

  1. Q5 1週間のだいたいの流れ

    【金】企画出し&担当記事決定→【土~火】取材→【水&木】記事を書く&校了。合間を縫って、現代ビジネスの入稿&オリジナル記事の作成や、連載のインタビューをしています。

  2. Q6 オフの日の過ごし方

    お笑いライブや演劇に行きます。あと、休日にお酒を飲みつつパソコンに向かうと、リラックスして仕事ができます。「ブラック」だと思われそうですが、趣味と仕事が一体化している部分もあるので、そんなに苦ではありません。

    新宿末廣亭は、コロナ禍の影響で経営危機に陥っているそうです。皆さん、落語を聴きに行きましょう!
  3. Q7 今、おすすめの作品

    『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』/ニッポン放送 毎週水曜27時~ 佐久間さんは日本一楽しそうに仕事をしているオジサンです。毎週聴くたびに、こんな風になりたいなあ……と思います。

  4. MESSAGE for YOU〜就職活動中の方へ〜

    「俺、スゴイでしょ」と武勇伝を語りたがる社会人も多いですが、親身になってくれる大人もいます。だから、人を頼ってみたらいいと思います。私自身も、就活中に様々な人に助けられました(関係者の皆様、その節はありがとうございました)。

WHAT’s MY JOB?講談社のお仕事図鑑

編集

編集

報道・芸能

「週刊現代」「FRIDAY」などのジャーナリズム誌および「現代ビジネス」「クーリエ・ジャポン」「ゲキサカ」などのウェブメディアの編集を行います。写真集も多く手掛けています。