選考の流れ
講談社の採用試験は、実際のところどんな流れなのか。
このページでは2023年度入社定期新卒採用の詳細データを大公開いたします。
ただし、前年度のデータはあくまでも「参考」でしかありません。
2024年度の選考については、随時採用マイページでお知らせします。
ぜひマイページ登録いただき、最新情報をこまめにチェックしてくださいね!
選考方法とフロー
コロナ禍以降、講談社の選考も情勢に対応できるよう、より良い形を模索しながら運営してきました。
2023年度入社定期採用の選考は前年の流れを踏襲し、1クールで実施しました。
2024年度の選考方法も、引き続き2023年度までの検証と検討を重ねながら、受験者のみなさんにとって最良な形を目指していきます。
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STEP1書類選考(エントリーシート(ES))2022年2月24日正午 アップロード締め切り
応募者5145
通過者2101
(通過率:40.8%)
マイページへの登録受付を4月からスタート。書類アップロードの締め切り時点でのプレエントリー(マイページ登録)者数は44,037人となりました(実績:2021年度34,875人⦅第1・第2クール合計⦆、2022年度51,960人)。
ESの分量は前年度同様3枚。うち1枚分は手書きの自由回答。前年同様にWEB入力&アップロード方式を継続。国内外どこからでもタイムラグなく応募できることから、2023年度も多くの方に本エントリーしていただく結果となりました。★書類選考でのポイント
ESは、毎年設問内容に変更を加えています。一方で、受験者のみなさんの人となりを立体的に知るための地図のようなものだ、という方針は変わりません。ポイントは、「読み手がどう受け取るかを想像して書くこと」。ESは、企業からの質問→受験者からの回答→書類選考官→面接でのやりとり……と続いていくコミュニケーションの入り口だと意識してみてください。講談社の選考におけるESは、その後のすべての面接において参考にさせてもらっています。だからこそ2024年度の選考でも、自分自身のことを書くことが楽しくなるような設問を用意させていただくつもりです。(2024年度は未定ですが、)2022年度の募集から、何度でも書き直すことが出来るシステムも導入しています。
ちなみに締め切りオーバー、アップロード漏れなど、ケアレスミスで脱落する人が毎年いらっしゃいます……。エントリー方法を事前によく確認して、早めに取り掛かるのがおすすめですよ! -
STEP2筆記試験(オンライン)2022年3月8日~3月12日 実施
受験者2058
通過者714
(通過率:34.7%)
2023年度の筆記試験はすべてオンラインで受験していただきました。内容は、WEBテスト(英語、適性検査、言語、計数)と作文試験(三題噺)。つまり一昨年、昨年に続き、奇問・難問と噂(?)のオリジナル一般常識テストについては実施いたしませんでした。2024度はどうなるのか……。
★筆記試験でのポイント
2024年度の筆記試験は、まだまだ内容を決めていません。どうなるかは直前までわかりません。「対策のしようがない!?」と思われるかもしれないですが、テストや作文を通して我々が知りたいのは、情報感度や対応力などだったりします。この辺りをヒントに、ちょっとだけ日々の生活でのアンテナ感度を高めることを意識してみてください。
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STEP3第一次面接(オンライン)2022年3月24日~26日 実施
受験者710
通過者240
(通過率:33.8%)
今年もさまざまな角度からコロナ禍への対応を検討した結果、一次面接については一昨年・昨年に引き続き、オンラインで行いました。形式は受験者1人対現場で活躍中の社員2人との個人面接です。約20分で「一緒に働きたいと思える人物かどうか」という点に主眼をおいて面接を行いました。
大きなトラブルなく面接を終えられたことに、今年も我々一同も胸をなでおろしました。ただし、受験の際には、通信環境の事前確認はマストですね。★第一次面接でのポイント
出版社の仕事は「人と会って心を通わせること」が基本。講談社の各部署では、すでに「人と会う手段」の一つとして在宅勤務も重要な選択肢として定着しつつあります。そう捉えると、実はオンライン面接にもオンラインなりの良さがあるということも実感しています。2024年度の一次面接がどうなるかはもちろんまだ検討中ですが、引き続きオンラインとオフラインのメリットをうまく採り入れて面接を実施していくつもりです。
第一次面接は、受験者が希望日時を予約する方式を採っています。なるべく待ち時間が短くなるように運営していますが、念のため面接前後のスケジュールには余裕を持たせておきましょう。 -
STEP4第二次面接(対面)2022年4月3日~5日 実施
受験者235
通過者92
(通過率:39.1%)
一次面接をオンラインで行った背景には、二次面接以降は可能な限り「皆さんと直接お会いしたい!」という強い思いがありました。面接官はもちろん、運営に関わるスタッフすべてが検温・消毒を徹底し、受験者と面接官双方の間をアクリル板で仕切るなどの対策をとり、細心の注意を払いながら、対面面接を実施しました。形式は受験者1人対面接官3人の個人面接です。
第二次面接は現場のトップクラスである部長や編集長と向き合ってもらいました。もしかするとどこかで見た顔があったかもしれません……! 一次面接より緊張度は増したと思いますが、現場のトップを相手にやりたいことをとことん語れる場でもあります。★第二次面接でのポイント
例年通りであれば、2024年度定期採用の第二次面接も、面接日時は講談社からの指定となります。そして交通費が(たぶん)支給されます! この時期は他社の選考との日程調整が大変になってくる時期。受験者のみなさんにとっては、ここが踏ん張りどきとなりそうです。
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STEP5第三次面接(対面)2022年4月10日~12日 実施
受験者90
通過者31
(通過率:34.4%)
第三次面接も、できうる限りの感染対策を施したうえで、対面で実施することができました。受験者1人対役員を中心とした面接官5~6人の個人面接です。なかには30分を超える面接もあります。講談社の面接のなかでは、例年この三次面接が最も長時間、面接官と向き合うことになります。
★第三次面接でのポイント
「この面接がいちばん緊張した」という内々定者は結構います。一方で、面接時間が長いというのは、良い方に捉えてみると、最初は緊張していたとしてもあとから挽回することだって可能ということです。面接官側もなるべく深く、みなさんの心のうちにある言葉を聞き出したいと思っています。自分の言葉をしっかりと丁寧に、じっくりアピールするチャンスと捉えて、ぜひ最後まで諦めずに食らいついてください!
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STEP6総務面談(オンライン)2022年4月13日・14日 実施
受験者31
通過者31
(通過率:100%)
2023年度でも「総務面談」をWEBで行いました。この面談は、採用担当をはじめとする人事部や厚生部の総務スタッフと受験者のみなさんが、次の第四次面接に向けての「打ち合わせ」を行う情報交換のようなステップです。ここで面接への心配や不安をすべて解消し、大一番を迎えるための準備に使ってもらいました。
★総務面接でのポイント
「面談」ということで通過率は100%でした。しかし、あくまでも選考プロセスの一過程として参加必須の大事なステップです。前後に実施される健康診断も必ず受診してもらっています。
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STEP7第四次面接(対面)2022年4月18日・19日 実施
受験者31
通過者30
(通過率:96.8%)
第四次面接は、受験者1人対社長はじめ5人との個人面接でした。受験者同士の密を避ける意味もあり、今年も2日間に分けて実施しました。1人15分程度と時間は短いですが、最後の大切な選考面接です。2024年度も、最終面接は社長が直接みなさんのお話を聞く予定です!
★第四次面接でのポイント
面接時間15分というのは、想像以上にあっという間に過ぎていきます。伝えたい気持ち、ぶつけたい思いなどは、事前に頭の中で整理しておくことをおすすめします。当日は面接官と『会話』するつもりでいらしてください!
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STEP8内々定
入社予定27
(男性11人、女性16人/
うち理系3人)ここで紹介したのはあくまで2023年度の採用過程とその結果です。毎年、試験内容も面接の日程も、まったく同じになるわけではありません。2024年度も情勢の変化に対応しつつ採用活動を行っていきます。ここから就職活動はどんどん本格化していくと思いますが、常に最新の情報をチェックするよう心がけてくださいね。採用にかかわる最新情報は、必ずマイページをはじめ、本サイトや公式の採用担当Twitterアカウントなどの“正規”のソースから、ご自身で得るようにしてください。くれぐれも、根拠のない噂や都市伝説などに惑わされないように――!!