WORKものがたりができるまで

Project Vivi(デジタル)

INTRODUCTION情報を届ける仕掛けが
メディアの発展へ

『ViVi』は、20代前半の女の子を楽しませるメディアです。それは雑誌創刊当初から一貫していますが、時代のリアルを追求することで表現方法や届け方がガラッと変化しました。
私は雑誌『ViVi』のファッション担当、『FRaU』の編集長を経て今に至りますが、頭の使い方も紙媒体とは違います。デジタルの場合、ヒット企画を出すことやサイト運営はもちろん、どれだけ読者の目の前まで記事を届けられるかの意識が重要です。今の読者層は、情報をGoogleではなくインスタやYouTubeなどで検索する世代。そのため『ViVi』の入り口として、Instagram、Twitter、LINE、Pinterest、YouTubeと、読者がリアルに使うSNSからも発信。それぞれが別メディアという意識で、特性に合った表現を研究しています。

案内人

デジタル戦略部
ViVチーム長
(2005年入社)

1.メディアを発信するリアルな感覚が
『ViVi』の素

OKADA’s eye

読者層である若い女の子たちの流行は、約1ヵ月単位でもどんどん変わります。その肌感覚を取り入れるために、アルバイトの大学生もグループメンバーとして参加。記事の届け方や見られ方の検証も積極的に行い、効果的な発信方法を考えます。
雑誌と同様の内容以外にも、選択肢を選ぶと自分に合ったメイクや食の診断結果へ導かれる参加型記事など、デジタルにしかできないクリエイティブを考えるのは楽しいです!

現役大学生も参加する打ち合わせ風景。常に新しい読者との出会いを視野に入れています。

距離の近い
SNSだからこその戦略を

デジタル戦略部 ViViチーム
(2010年入社)

話題になりやすいTwitter、視覚で情報を捉えるInstagram、短い動画が主体のTikTok、メルマガ的存在のLINE、と各SNSの特性に合わせて、同じ企画でも異なるアプローチで発信。読者にどう届くかまでの戦略を考え、ダイレクトに心を動かしているという手応えが喜びに。

編集部員で各SNSを担当分けし、それぞれが編集長のような立ち位置に! フォロワーとのやりとりも大切。

2.記事をチェックする総合出版社が大切にする
記事への信頼性

OKADA’s eye

人気連載のひとつに、人には聞きづらい女子の保健室的な悩みを専門家に取材した「ViVi保健室」があります。これらの記事は作成後、専門家の確認を受け、その後校閲部による内容確認や誤りの訂正を経て、世へ。
縁の下で支える校閲部の存在が、ネット上に情報が溢れている時代だからこその、有益で信頼性ある情報発信につながっています。

読者のヘルプ! を元に、専門家へ取材する「ViVi保健室」。インスタストーリーズでリアルな悩みを募集することも。

読み手に合わせた
「寄り添い」を

校閲第二部(1996年入社)

文字や文章を正すだけでなく、読者の視点も考慮して正しい情報を伝えるのが、校閲の仕事。
メディアにより読者が異なるため、その都度柔軟に対応することが求められます。「ViVi保健室」なら、読者の不安に寄り添い、誤解が生じないことを意識。いつでも読まれる、残っていくWeb記事だからこその、正しい伝え方を。

ぎっしり書かれた手書き文字は、校閲部からのツッコミ! 真摯な記事作りのために重要なプロセス。

3.サイトができるまで技術面の
セカンドオピニオンが
社内に

OKADA’s eye

サイトを作る過程には、Web制作会社への発注などのやりとりがあります。紙媒体出身の編集者には不慣れなもので……。その際に、技術面の社内アドバイザーとして力を貸してくれるのが、techチーム。
どうすれば、目指すメディアの表現へと効率的かつ予算内で進められるのかなどをサポートしてくれる、今やなくてはならない存在です。

設計したシステムが正しく動くかを、プログラム言語で確認するtechチーム。社内のチェック機関でもあります。

クリエイティブの
おもしろさを
技術者へ伝える役割

第一事業戦略部 techチーム長
(2009年入社)

小説の単行本を作る部署から週刊誌を経て、デジタルメディアへ。学生時代からサーバを立てたり、コードを書いて遊んでいた経験もあってメディアの裏側を支えるエンジニアリングチームを発足させました。一見、キャリアパスと関係ない興味でも新しい仕事につながる……講談社はそんな可能性を秘めた会社です!

デスク後ろのホワイトボードに、思いついたアイデアや、考える際の数式を書くのが習慣。

4.収入を得るまで読者と広告主、両方に
「最高!」を提供

OKADA’s eye

企業の広告効果を狙いながら記事を作成するタイアップ企画は、デジタルの場合は特に、動画やSNSの活用、さまざまな場所での2次利用、イベント実施など、多方面への可能性を考えながら、総合的なプロデューサーになって作り上げます。
『ViVi』のブランド力をマネジメントするブランドビジネスや広告企画を扱うメディア・コミュニケーションの各部署と打ち合わせを重ね、「読者が興味を持つ」×「広告主がお金を払いたいと思う」、両方の需要を満たすものを柔軟なアイデアから生み出します。

STONE MARKET×ViViのYouTube動画。藤田ニコルさんを起用し、ストーリーある展開からジュエリーをPR。

アジア全域の女子を
楽しませるメディアへ

ブランドビジネス推進部(1997年入社)

クリエイティブな面を編集者が担うとしたら、僕は市場を俯瞰、分析し、客観的にプロモーションを考えるのが役割。今後は中国や台湾、マレーシアなどでも浸透している『ViVi』のブランド力を生かし、現地メディアを巻き込んだ壮大な展開も考えています!

モデルとの距離が近いことでも人気のイベント「ViVi Night」を運営。11月は台湾での開催も!

刺さるものを見極め、
効果的に打つ!

コミュニケーション事業第二部
(2014年入社)

広告を売るメディア・コミュニケーションの仕事は、情報収集をし、コンテンツを考え、提案をする、いわばプランナー。シンプルな記事タイアップだけでなく、インスタのストーリーズを使った企画など、提案内容は多岐に渡ります。動く金額やPVなどで、わかりやすく数字が見えることが励みになっています。

ネイチャーラボ×ViViのインスタ施策。TikTok風動画にすることで、フォロワーからの共感が。インスタグラムアカウントを見る
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