コミック(女性向け)
オンナの幸せを考えて
Kiss・BE LOVE編集部(Kiss編集チーム)
2015年入社/社歴:Kiss
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どんな学生時代だった?
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中学1年~大学3年まで、ミュージカルをやっていました。舞台上でストーリー展開をどう魅力的に見せるか、どう表現すればお客さんに話が伝わるか試行錯誤していましたが、よく考えると今とやっていることが変わらないような……。
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講談社を選んだ理由
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内定をいただけたから。結局、自分を欲しいと言ってくれる会社が、自分に合っているのだと思っていました。
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講談社ってどんな会社?
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「どんな会社ですか?」と聞かれて一言で形容する言葉が思いつかないような、多様な人がいて、多様な仕事があるところが魅力です。
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わたしの仕事
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漫画編集者の仕事は多岐にわたります。漫画家さんとの打ち合わせ、いただいた原稿を整えていく入稿・校了作業はもちろん、雑誌の記事の構成、単行本の装丁、販売・宣伝施策、映像化等の二次展開の監修など、自分の担当作品に関しては、「漫画を描く」以外のすべてのことを行います。
と、なんでも屋のような状態ですが、すべての根幹となるのはやはり、漫画家さんにどんな作品を描いていただくかという企画・作品内容の打ち合わせの部分です。
私の編集部は20代の女性がメイン読者なので、漫画家さんと一緒に、20代の女性のことを一生懸命に考えます。オンナの仕事って、結婚って、友情って、妊娠って……と真面目に話し合い、「こんなイケメンとあんなことしたい!」と夢に溺れることもあれば、「実は最近はイケメンよりもこんな男の子と付き合いたい」などとリアルな恋愛事情を語ったり。どんどん変わっていく世の中、女性の生き方に対して、常に「新しい物語」を提示していけるよう、アンテナを立てているのも編集者の役割です。友達との恋バナも、仕事での経験も、いつか漫画に結びつくかもしれない。そう思うと、自分を取り巻くすべてが大切に思えてくるのが、漫画編集者の面白いところかもしれません。
●担当作品やプロジェクト
一番印象に残っている仕事
垣根を超えたコラボレーション
六多(ろった)いくみさんのハウツーメイク連載『メイクはただの魔法じゃないの』と、美容誌「VOCE」がコラボをして、人気のヘアメイクアップアーティスト・イガリシノブさんのメイクテクを漫画化させていただきました。
VOCEウェブの記事としても充実したものになり、作品の宣伝もたっぷりできた一石二鳥の企画。社内にはさまざまな媒体があるので、ジャンルの垣根を超えた連携がしやすいのも、総合出版社の強みだと感じました。とある1日の働き方
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起床。出社の準備、来ているメールに返信する。
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朝ごはんを食べつつ読書。
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出社。デザイナーさん・編集長と次号の雑誌表紙の打ち合わせ。
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社食でお昼ごはん。
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単行本装丁の打ち合わせ。
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連載ネームの打ち合わせ。
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入稿作業。
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編集部の先輩とさくっと一杯。
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帰宅。仕事の能率が落ちないよう、7時間睡眠を目指しています。
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1週間のだいたいの流れ
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月~金まではしっかり働き、土日はしっかり休みます。雑誌の締め切りが近づくと、土日に出社する必要が出てくることもたまにありますが、その際は平日に編集部で決められている休みを取得します。
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オフの日の過ごし方
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仕事で海外に行くことがあればいいな~という期待も込めて、語学の勉強をしています。
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今、おススメの作品!
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『「りぼん」のふろくと乙女ちっくの時代 たそがれ時にみつけたもの』大塚英志(ちくま文庫)
ありし日の、出版・雑誌と読者の甘美な関係に触れられます。
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就職活動中の方へメッセージ
企業が求める自分になろうと自分を型にはめていくと苦しくなるので、ありたい自分を求めてくれそうな企業を探していくと楽しい就活になる気がします。がんばってください。