ファッション・ライフスタイル
借りて、引き出す
ファッション・ビューティ編集部(ViViチーム)
2017年入社/社歴:ViVi → mi-mollet → ViVi
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どんな学生時代だった?
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ファッション好きが高じてNYへ留学。現地で知り合ったスタイリストのアシスタントについたり、WEBマガジンのインターンをしたり。とことんミーハーに、知らない場所に行って、知らない人と話すようにしていました。
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講談社を選んだ理由
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総合出版社としてのスケールメリットはもちろん、面接で出会う講談社の先輩方や同期が魅力的で、直感的に惹かれたから。
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講談社ってどんな会社?
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ヒップホップな会社。オールドスクールの良さを継承しつつも、新しいカルチャーやテクノロジーを積極的に取り入れ、進化していくスタイルは、さながらヒップホップ……なんじゃないでしょうか。
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わたしの仕事
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女性誌の編集者は一人では何もできません。フォトグラファー、ヘアメイク、スタイリスト、モデル、ライター、デザイナー、といったその道のプロの力を、適切に「借りて」、「引き出して」、はじめてページを作ることができます。
ざっくり仕事の流れとしては、「プラン(企画)を考える」→「割り振られた担当企画にあったスタッフさん・モデルさんを決める」→「スタッフさんと打ち合わせを経て、コンテ(ページの設計図みたいなもの)を書く」→「撮影・取材」→「誌面を構成してデザイナーさんにレイアウトを依頼」→「入稿」→「校了」といった感じです。
「気難しいタレントのインタビューは、話を引き出すのが上手なAさんに頼もう」「ガーリーなテイストにしたいからBさんにスタイリングをお願いしよう」「発売前からSNSで話題にしたいから動画もCさんに撮ってもらおう」。読者に刺さるコンテンツを作る、というひとつのゴールに向かって、いかにクリエイターの皆さんの力を「借りて」、「引き出す」ディレクションができるか。複雑な要素のかけ算に日々頭を悩ませています。SNSなどで読者の反応がダイレクトにわかるのも、この仕事の醍醐味だと思います。
一番印象に残っている仕事
kemio×monet平成最後の格言ステッカー
後に15万部超えのベストセラーを出したティーンのカリスマ、kemioくんと一緒に「平成最後にウチらでひと波おこそう!」ということでスタートしたステッカー付録企画。
kemioくんのキャラと言葉の強さを活かしつつ、どこか「エモい」ステッカーになるよう、デザインをアーティストのmonetさんに依頼しました。ステッカーの露出を(ViViとのコラボとは明かさずに)小出しにするなどプロモーションにも注力した結果、発売前からバズりまくって、発売一週間で品切れ店続出。表紙やタレントなど他の要素も加わり、おかげさまで本誌は完売御礼。
なにより「本屋◯軒まわってやっと手に入れた!」といった、インスタの何百とタグづけされたステッカーの投稿が、本当に嬉しかったです。「ひと波」起こせたかは分かりませんが、編集者として心からやりがいを感じた仕事です。とある1日の働き方
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フォトグラファーさんとロケハン
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秋冬の展示会へ
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スタイリストさんとファッション企画用の座談会
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撮影前日のコーディネートチェック
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メールチェック、撮影準備等
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帰宅(タイミングさえ合えば、同期や同業他社の人と飲みにいくこともしばしば)
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至高のNetflixタイム
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就寝(Netflix見ながら寝落ちします)
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1週間のだいたいの流れ
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タレントのスケジュールの都合で、どうしても土日に取材が入ることもあります。その分、月曜は遅めに出社するなどフレキシブルに自分のスケジュールを調整しています。
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オフの日の過ごし方
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同業他社の友達や仲良しのヘアメイクさんらとフェスに。大自然×爆音を考えた人、天才だと思います。
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今、おススメの作品!
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『医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68』牧田善二(ダイヤモンド社)
社会人になって激太りした僕に、先輩が薦めてくれた一冊。食事制限せずとも、少し意識を変えるだけで体重が10キロほど落ちました。(なんか悔しいですが)オススメです。
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就職活動中の方へメッセージ
失点を恐れてディフェンスを固めるよりも、素の自分で攻めた方が吉です! たくさん人と会って、話して、悩んで、納得のいく就職活動にしてください。