ライツ・グローバルビジネス
海外事業
講談社コンテンツを
世界中の人々に
届ける!
国際ライツ事業部
2018年入社国際ライツ事業部
-
-
どんな学生時代だった?
-
子供の頃から日本のアニメ・漫画・ドラマで描かれる日本での生活に憧れて、高校の時に台湾から日本留学を決意。日本の大学で日本語を勉強しながら、部活動、アルバイト、ライブやイベントなど、日本生活と日本発のエンタメをとことん満喫した学生時代でした!
-
-
-
どうして講談社を選びましたか?
-
本の出版以外にもアニメ、ドラマ、映画、商品、イベントなど、さまざまな作品ジャンルの作品を多岐にわたる展開ができる点がとても魅力的だと思いました。また個人的には講談社作品の大ファンなので、自分の語学力と海外での生活経験を活かし、自分が感じていた「感動」と「面白さ」をさらに多くの人へ届けたい! との想いで講談社を選びました。
-
-
-
講談社はどんな会社だと思いますか?
-
伝統的かつ歴史ある会社というイメージはありますが、社員は新しいもの好きの人も多く、入社前に持っていたイメージよりも自由な会社です。
-
-
-
今、どんな仕事をしていますか?
-
国際ライツ事業部では、コミック・雑誌・書籍・映像の4チームに分かれ、海外向けのライセンス営業と管理を担当しています。基本的な仕事は市場調査→パートナー選定→許諾条件交渉→契約書作成→制作監修やプロモーション→効果検証と印税管理となります。
私は現在、映像ユニットでアジア向けの海外への「アニメ番組の販売」と海外のメーカーによる「商品化」に関する業務全般を担当しています。
アニメ番組販売は現地での作品認知度と売上最大化を目指して、アジア各地のテレビ局、配信プラットフォーム、アニメ代理店に向けて講談社作品のアニメライセンス営業を行っています。アニメの放映や配信に伴う素材準備や宣伝活動でアニメスタジオ、テレビ局、広告代理店、国内ライツ、編集部など多岐にわたる関係者と密に連携を取らなければなりません。
商品化では、原作者、委員会、海外メーカー、代理店の間に立ち、作品の世界観とキャラクターの魅力が発揮されている商品、イベント、タイアップキャンペーンであるかの企画確認や監修業務を行います。作品を海外のファンに届けるまでにはかなり多くのステップがありますが、国境と言語を超えて、面白いコンテンツを届けられるのはとてもやりがいを感じられる仕事です。
-
●担当作品やプロジェクト
一番印象に残っている仕事
今年は『AKIRA 4Kリマスターセット』の発売があり、これをきっかけに30年ぶりに中国・香港・台湾・タイでの大規模な映画館上映を仕込みました。
『AKIRA』は普段付き合いのある取引先が得意とするユーザー層とは異なると考え、作品の特性を活かせる新規の現地ライセンシーへ営業しました。ハリウッドの新作映画以外での確保が難しいとされるIMAX設備を有する劇場での上映を目指し交渉した結果、劇場を確保することができ、ファンからは良い反響をいただき、現地メディアからも大きく取り上げられ、各地で良い興行成績を収めることができました。
『AKIRA』は私自身もとても好きな作品なので、アジア各地のファンにこれまでよりも美しい映像で届けることができたことは深く印象に残っています。
とある1日の働き方
-
出社。午前中にはライセンシーから来たオファーと新規商品企画やプロモーションプランを確認。
-
会社近くのラーメン屋でランチ。
-
監修スタッフと一緒に商品の試作品(プリプロ)を確認。
-
アニメの製作委員会に参加。新作アニメの最新情報をキャッチアップ。打ち合わせ後海外ライセンシーと共有。
-
契約書作成とロイヤリティ請求などの事務作業。
-
部署の先輩たちと台湾ビールで乾杯!
-
マンガアプリで新刊を確認。面白そうな作品を購入し、満足した気持ちで就寝。
-
-
1週間のだいたいの流れ
-
国際ライツの仕事はかなり流動的であるため、1週間の過ごし方がまちまち。アニメの新作が始まるときやイベント前にはちょっとバタバタしますが、土日はちゃんと休みが取れるので、リフレッシュできます。
通常だと、海外のイベント視察や見本市参加、ライセンシーとの打ち合わせなどで約2~3ヵ月に一回のペースで海外出張に行っています。
-
-
-
ウィズコロナの働き方
-
現在、国際ライツは週3回の在宅勤務を推奨し、在宅の日には事務作業をメインで行っています。以前から海外取引先とのコミュニケーションがメールとテレカンなので、通常業務での支障はそれほど出ていません。
一方、展示会やイベント系の仕事は渡航制限で現地視察ができず少し困っています。コロナ禍が一日も早く収束することを願っています……!
-
-
-
今、おすすめの作品
-
『花とみつばち』
安野モヨコ(講談社)
キャラの心理描写が秀逸で、出版してから20年経った今読んでも面白い。そして2000年代のギャルがとにかくかわいい……。
-
-
-
オフの日の過ごし方
-
大のディズニーランド好きで、オフの日にはよくディズニーランドに行っています! 年末には会社の福利厚生で年越しディズニーに行けるのがうれしいです。(ただヒートテックを3枚着ないと風邪ひきます……)
-
就職活動中の方へメッセージ
私の仕事が多くの人が想像する出版社の仕事(=編集)とは異なるように、実はこの会社でもこんな職種があるんだ、ということがあります。枠を広げてみるのもいいかもしれませんよ。「好き」な気持ちを忘れずに!
WHAT’s MY JOB?講談社のお仕事図鑑
営 業
ライツ・グローバルビジネス
海外事業(国際ライツ)
雑誌、書籍、コミックの出版権を海外の出版社にライセンスする際の窓口として、契約交渉や商品の監修などを行います。海外における映像化の窓口や講談社が海外窓口を持つ映像作品のライセンス等も行います。