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こども雑誌事業部 げんき編集チーム

2018年入社社歴:こども雑誌事業部おともだち編集チーム → げんき編集チーム

  1. Question 1

    学生時代はどんなことをしていましたか?

    ペルシア語を勉強したり、フィリピンで土木作業をしたり、ボローニャのブックフェアに行ったりして遊んでいました。バイト先は本屋でした。とにかく毎日動き回っていたのでお金がなく、豆腐ともやしが友達でした。

  2. Question 2

    どうして講談社を選びましたか?

    「子ども・本・世界」の3本軸で就活をしていました。最後まで悩みましたが、この全てに関われる可能性が、一番広々しているように感じたのが決め手です。あとはお財布を見ずにコンビニスイーツが買えるかどうか。

  3. Question 3

    講談社はどんな会社だと思いますか?

    うーーーーん。全く違うタイプの生きものがたくさんいる会社なので、一言でまとめるのが難しいです。動物園と水族館と植物園がごっちゃになった感じでしょうか。いろいろぶっこんでいるのに食べられる鍋みたいな。

  4. Question 4

    今、どんな仕事をしていますか?

    「げんき」「いない いない ばあっ!」という、0歳~3歳ぐらいまでの小さな子向けの雑誌編集が主な仕事です。ワンワンやミッフィーといった雑誌の人気者たちと子どもが全力で遊べる一冊を、ライターさんやカメラマンさん、デザイナーさん……みんなで一丸となって作ります。雑誌の仕事は、撮影、取材、イラストや文章の依頼、付録のおもちゃ制作など多岐にわたります。関わる人や会社もたくさんなので、日々コミュニケーションを大事に働いています。また雑誌と同時進行で、単行本の絵本や児童書の編集もしています。単行本は企画次第で色々な形・層のものがつくれるので楽しいです。受け取る子どものからだと取っ組み合うような気持ちでつくります。

トミカ絵本の撮影。造形作家さんやライターさん、
カメラマンさんとミリ単位で調整し、気持ちいいカットを目指します。

JOB
一番印象に残っている仕事

勢いよく、丁寧に、今を未来へ。

一番、というのが本当に難しく、どのお仕事も大切にしており……。疾走する地層というか、日々経験や出会い、反省を積み重ねながら、新しい企画に取り組んでいます。これを書いている今心に残っているのは、雑誌「いない いない ばあっ!」の撮影でしょうか。出演者の皆さんの、お仕事への姿勢には心打たれました。ワンワンの声優、チョーさんの番組25周年記念インタビューにあった「また必ず会える。ずっとそうやってつながっていくといいな」というお言葉は、大事に心に留めています。25年後、今の子どもたちが大人になったときに、私が関わったページや本のことを思い出し、つないでくれてはじめて、心から嬉しいと笑えるのだと思います。

単行本だと、現在絶賛進行中の「タッチペンで音がきける! はじめての英検」シリーズが大変です。頑張ります。

TIME TABLE
とある一日の働き方

  • 起床。8時10分からはじまるTV番組『いないいないばあっ!』を視聴しつつメールチェックと朝ごはん。

  • 家を出る。電車内で「げんき」公式SNSを動かしつつ、ディック・ブルーナ・ジャパンにご挨拶と打ち合わせ。

    ミッフィー大好き! お仕事で関われてとても嬉しい! これを撮影した後にカメさんタワーを壊して謝る。
  • 帰社。会社の先輩とお弁当を食べる。

  • 会社内にあるスタジオで絵本の造形撮影。

  • 単行本の校閲、雑誌担当ページのレイアウトが上がってきたので確認、修正箇所をデザイナーさんに依頼。

  • 本屋さんを偵察しつつ、好きな作家さんの個展に伺う。そのまま帰宅。

  • 関わっている作品のアニメや動画をチェックしながら夜ごはん。流れで就寝。

    大好きな本屋「URESICA」にて先輩&店員のダイさんとししゃも撮り。ダイさんは就活の相談にも乗ってくれるらしい。

  1. Question 5

    1週間のだいたいの流れ

    雑誌、単行本の進行をしていると飛ぶように過ぎます。1~2週間に1回ぐらいのペースで何かしら校了があるので、それに向けて頑張る感じです。その日その日で臨機応変、柔軟に対応したいと思っています(目標)。

  2. Question 6

    ウィズコロナの働き方

    できる日は在宅! 重めの書籍のレイアウト確認などは、自宅のほうがはかどったりします。紙工作などは実際の色を見たかったりするので、なるべく出社して確認しています。

  3. Question 7

    今、おすすめの作品

    改訂増補版 絵本をつくりたい人へ』 土井章史 (玄光社)
    たびたび読み返します。やさしく、てあついです。あとがきにぐっときます。

  4. Question 8

    オフの日の過ごし方

    大好きな人たちと絵本の話をしたり、遊んだりすることが多いです。展示ものや映画などがっつり動き回る猛牛デーが9割、家でひたすら寝たり読んだりするかたつむりデーが1割という感じです。

おしゃべりしたりおやつを食べたり双六で遊んだり。

就職活動中の方へメッセージ

就活の渦中にいるときはしんどかったですが、やっぱり楽しかったなと思います。編集というのは入ってみれば対話する仕事で、それは就活も同じでした。苦しいときは周りの人やモノに話すのがおすすめです。先輩とか、神社の牛とか。