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講談社文庫出版部
2015年入社社歴:文芸第二出版部 → 講談社文庫出版部
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学生時代はどんなことをしていましたか?
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体育会のアーチェリー部でひたすら的を狙いつつ、映画サークル(観る専門)で友人たちと的外れ(?)な映画談議にあけくれていました。また、授業にはほとんど出ず、自転車で京都中を走り回り、御朱印集めに精を出していました。
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どうして講談社を選びましたか?
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0から1を作れない自分でも何かモノづくりに関わりたいと思い、出版社を志望しました。中でも講談社は、紙と電子の同時刊行にいち早く取り組むなど、面白いものを生み出すだけでなく、新しいことにも積極的なんだと感じたのが決め手でした。
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講談社はどんな会社だと思いますか?
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面白いことを考えている人が密集している会社だと思います。作家にどんな話を書いてもらうと楽しそうだとか、どんな宣伝をすればより多くの人に面白さを伝えられるかなど、色んなことを考えている人が多くて、勉強になることばかりです。
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今、どんな仕事をしていますか?
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刊行後2~3年経った単行本の作品を文庫化しています。文庫になると価格もより安価になり、単行本とは違った読者層にリーチするチャンスが生まれます。どういう読者層に届けたいかを決め、そこから逆算してカバーや帯を考え、単行本時とは雰囲気を一新させていきます。(単行本の読者層を意識するときは、カバーを変更しないこともあります。)ただリサイズするのではなく、より多くの読者に届くように作品を生まれ変わらせるのがおもな仕事です。
その他にも、映像化作品のノベライズや、書き下ろし作品を文庫本として刊行することもあります。
また文庫本の製作とは別に、本に関するニュースや読み物記事を配信するサイト「tree」の運営も行っています。こちらでは、新刊のPR記事や人気YouTuberのエッセイなどを毎日更新しています。
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担当作品やプロジェクト
JOB
一番印象に残っている仕事
作家が大きく飛躍する瞬間に
立ち会える感動
編集者になって良かったと思うことは多々ありますが、そのひとつに、「掛け値なしにこの原稿は凄い!」と思える傑作との出会いがあります。武田綾乃さんの『愛されなくても別に』の第一稿が届いたのがまさにその瞬間でした。これは武田さんの新しい代表作にしないといけない! その思いを販売部や宣伝部にも伝え、単行本の完成はもちろん、Twitterでのキャンペーンや地下鉄での広告、書店員さんのコメントを使用した投げ込みチラシの作成など、宣伝施策を早い段階から仕込んでいきました。刊行前にも「小説現代」での一挙掲載、武田さんが敬愛する辻村深月さんとの対談も行い、色んな方々のご協力のおかげで事前の話題作りに成功。重版も続き、さらには吉川英治文学新人賞を受賞という最高の結果を得ることができました。
TIME TABLE
とある一日の働き方
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作家と打ち合わせ。
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メールチェックやゲラ作業。
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昼食。
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帯のキャッチフレーズのアイデア出し、カバーに掲載するあらすじの作成。
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届いた原稿を読む。
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作家と打ち合わせ。
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メールチェックや事務作業。
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帰宅、夕食、自由時間。
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1週間のだいたいの流れ
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毎月10日前後にくる校了期間は作業が立て込み慌ただしくなりますが、それ以外の平日は打ち合わせやゲラ作業などをすることが多いです。なお、土日はしっかり休めています。
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ウィズコロナの働き方
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どうしても出社しないとできないこと(カバーの色の確認など)をのぞき、在宅勤務が推奨されています。作家やデザイナー、イラストレーターとの打ち合わせも、対面ではなくリモートでやることが多くなってきました。
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今、おすすめの作品
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劇場アニメ『映画大好きポンポさん』
杉谷庄吾【人間プラモ】原作・平尾隆之監督
モノづくりへの熱意と狂気がこれでもかと伝わってきて、映画と小説で違いはあれど、胸に迫るものがあります!
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オフの日の過ごし方
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新調したクロスバイクで暇を見つけては軽くサイクリングに出かけています。グリップやバーなどをカスタマイズして、自分だけの理想の一台を作りあげるのも楽しみの一つです。
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就職活動中の方へメッセージ
周囲の人に惑わされずに、自分のペースで頑張ってください!
WHAT’s MY JOB?講談社のお仕事図鑑
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フィクション
文芸
「群像」「小説現代」などの文芸誌のほか、講談社文庫、講談社文芸文庫、講談社ノベルス、講談社BOXやライトノベルなどを含む文芸全般の単行本の編集を行います。
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