RECRUIT
講談社の採用試験の全貌を明らかにする恒例企画です。
2024年2月から4月にかけて実施した2025年度入社定期採用のデータを大公開いたします。
ただし、ここでお見せするデータはあくまでも「参考」でしかありません。
2026年度の選考方法がどうなるかは、必ず採用マイページでお知らせします。
「ENTRY & LOG IN」ボタンからマイページ登録いただき、最新情報をこまめにチェックしてくださいね!
選考方法とフロー
講談社はコロナ禍をきっかけに、オンラインと対面を組み合わせた選考方法にシフトしました。
また、日本国内はもちろん海外にお住まいの方の応募も増え、多様かつ柔軟な採用選考が求められていると感じています。
今後も検証・検討を重ねながら、受験者のみなさんにとって最良な形を目指していきます。
-
STEP1
書類選考(エントリーシート(ES))
2024年2月5日正午 アップロード締め切り
応募者
3592
通過者
1631
(通過率:45.4%)
2023年3月に採用マイページをオープンし、ESの応募締め切り時点でのマイページ登録者数は33671人となりました(実績:2023年度 44037人、2024年度40004人)。
ESは、WEB入力2枚、手書きの自由記入1枚、手書きの作文(800字)2枚――合計5枚のボリュームでした。
応募数は前年(3747人)よりも減りましたが、国内外どこからでもタイムラグなく応募できるWEB応募形式ということもあり、2025年度も多くの方にESをご提出いただきました。★書類選考でのポイント
講談社におけるESは、受験者のみなさんの人となりを立体的に知るための地図のようなものです。何を考え、何に興味を持ち、何を成したい人なのか――みなさんをあらゆる角度から知るために、そしてESを通してみなさんがより深くご自身と向き合えるように、毎年趣向を凝らした設問を用意しています。だからこそ、ESは書類選考のみならず、その後のすべての面接においても参考にさせていただきます。
ポイントは「読み手がどう受け取るかを想像して書く」こと。講談社の仕事は、見えない誰かに向けてコンテンツを作り、届けることです。ESを、自分自身という唯一無二の「ものがたり」を誰かに届けるための作業だととらえてみてください。
ちなみに、締め切りオーバーやアップロード漏れなど、ケアレスミスで脱落する方が毎年いらっしゃいます。エントリー方法を事前によく確認のうえ、早めに取り掛かっていただければ幸いです。また、締め切りまでは何度でも修正が可能なシステムですので、提出後でも繰り返し誤字脱字のチェックをすることをおすすめします! -
STEP2
筆記試験(オンライン&テストセンター)
2024年2月16日~22日 実施
受験者
1631
通過者
638
(通過率:39.1%)
2025年度の筆記試験は、オンラインでの適性検査受検に加え、テストセンターでのWEBテスト受験(英語、言語、計数)を実施しました。テストセンターは、47都道府県だけではなく、世界中に会場があります。ご自身で希望の会場を予約し、受験していただきました。
よくご質問をいただく、奇問・難問と噂(?)のオリジナル一般常識問題は、2025年度は実施しませんでした。★筆記試験でのポイント
ここ数年はオリジナル問題ではなく、外部のWEBテストを使用して筆記試験を実施しています。2026年度の筆記試験の内容はまだお伝えできませんが、奇を衒った何かをするつもりはありません。「対策のしようがない!」と思われるかもしれませんが、市販のテスト対策問題集を解くこと、ニュースをこまめにチェックすることなどの積み重ねが、あらゆる局面で役に立つかもしれません。
-
STEP3
第一次面接(オンライン)
2024年3月3日~5日 実施
受験者
636
通過者
209
(通過率:32.9%)
前年に引き続き、2025年度の第一次面接もオンラインでおこないました。形式は受験者1人に対して現場社員2人の個人面接です。約20分間で「一緒に働きたいと思える人物かどうか」という点に主眼をおいて面接をおこないました。
ここ数年オンラインの授業や打ち合わせが増えて、受験者も面接官も双方オンライン面接に慣れてきたため、大きなトラブルなく面接を終えることができました。2026年度も第一次面接はオンラインで実施予定です。万全な通信環境のご準備をお願いいたします。★第一次面接でのポイント
出版社の仕事は「人と会って心を通わせる」が基本ですが、オンライン上でもそれは実現できることを、コロナ禍での働き方の変化を通して実感しています。今後も、オンラインとオフラインのメリットをうまく採り入れたいと考えています。
また、第一次面接は受験者が希望日時を予約する方式です。なるべく待ち時間が短くなるように運営いたしますが、念のため、面接後のスケジュールには余裕を持ってご参加いただきますようお願いいたします。 -
STEP4
第二次面接(対面)
2024年3月14日~16日 実施
受験者
206
通過者
87
(通過率:42.2%)
第二次面接以降の面接は、みなさんと直接お会いする対面形式で実施しました。
第二次面接は受験者1人対面接官3人の個人面接で、現場の上長である部長、編集長と向き合っていただきました。また、面接日までに新たに「二次面接シート」のWEB入力をお願いしました。第一次面接より緊張感は増したかと思いますが、現場のトップに対して、やりたいことをとことん語れる場でもあります。★第二次面接でのポイント
例年通りであれば、2026年度定期採用の第二次面接も、面接日時は講談社から指定させていただきます。「今の時代に対面面接!?」と思われるかもしれませんが、好きな雑誌の編集長や目指す部署の部長と直接話ができる場でもあります。ご自身の夢や目標を、思い切り語っていただきたいです。また、第二次面接以降は、交通費も規定額を支給いたします。
-
STEP5
第三次面接(対面)
2024年3月22日・23日 実施
受験者
87
通過者
31
(通過率:35.6%)
第三次面接も対面形式で実施いたしました。受験者1人に対して役員を中心とした面接官5人の個人面接です。30分を超える長丁場になる場合もあるほど、講談社の選考の中では、例年この第三次面接がもっとも時間をかけて面接官とお話しいただく面接となります。
★第三次面接でのポイント
入社後の社員からも「第三次面接がいちばん緊張した」との声をよく聞きます。面接時間が長いことを前向きにとらえてみると、前半にうまく思いを伝えられなくても、後半に挽回が可能ということです。面接官側も、なるべく深く、みなさんの心のうちにある言葉をお聞きしたいと思っています。じっくりご自分をアピールするチャンスと考えて、最後まで諦めずに食らいついてください。
-
STEP6
総務面談(オンライン)
2024年3月27日・28日 実施
受験者
31
通過者
31
(通過率:100%)
総務面談はオンラインで実施いたしました。総務面談は、採用担当をはじめとする人事部、総務局の社員と受験者のみなさんが、次の第四次面接に向けて「打ち合わせ」をおこなう情報交換のようなステップです。この場は、面接への心配や不安をできるだけ解消し、最終面接を受ける準備の場として使っていただきました。
★総務面接でのポイント
「面談」ということで通過率は100%でした。しかし、あくまでも選考プロセスの一つとして参加必須の大事なステップです。前後に実施される健康診断も必ず受診をお願いいたします。
-
STEP7
第四次面接(対面)
2024年4月4日・5日 実施
受験者
31
通過者
30
(通過率:96.8%)
第四次面接は、受験者1人に対して社長を含めた幹部5人がお会いする個人面接でした。受験者同士の密を避ける意味もあり、2025年度も2日間に分けて実施しました。1人15分程度と面接時間は短いですが、最後の大切な選考面接です。2026年度も、最終面接はみなさんのお話を社長が直接伺う予定です。
★第四次面接でのポイント
15分という短い時間は、想像以上にあっという間に過ぎてしまいます。伝えたいことは、端的に伝えられるように準備しておきましょう。もちろん緊張されることと思いますが、15分の会話を思い切り楽しんでいただけたら嬉しいです。
-
STEP8
内々定
入社予定
26
(男性6人、女性20人/
うち理系2人、大学院6人、社会人1人)こちらで紹介したのはあくまで2025年度の選考過程とその結果です。毎年、試験内容も面接の日程も、同じように実施するとは限りません。2026年度も情勢の変化に対応しつつ採用活動をおこないます。就職活動はどんどん本格化していくと思いますが、体調に気を付けて、常に最新の情報をチェックするように心がけてくださいね。
講談社の採用にかかわる最新情報は、採用サイトをはじめ、講談社のマイページや採用担当公式X(旧Twitter)など、“正規”のソースから、ご自身で得るようにしていただければ幸いです。くれぐれも、根拠のない噂や都市伝説などに惑わされないようにご注意ください。