熱烈プッシュの果て!
担当作品が売れる感動

  • 国内・国際ビジネス戦略
  • マーケティング・プロモーション

髙岡 真由TAKAOKA MAYU

  • 職種
    営 業 -届ける-
  • 所属部署
    出版営業第四部
  • 社歴
    第三・第四事業販売部→出版営業第四部
  • 入社年度
    2018年入社

Interview

  1. Q1 学生時代はどんなことをしていましたか?

    日本文学専攻だったので授業で文学作品を読み、毎日の電車通学時間も読書時間にあて、地元の書店で3年間アルバイトをしていたので、これまでの人生でいちばん文字の本を読んでいた期間でした。書店でのアルバイトは学生バイトらしくレジ打ちから始まり、最終的には一部補充注文も担当していました。

  2. Q2 どうして講談社を選びましたか?

    自分が飽き性なので、ジャンルを問わずさまざまな本を刊行している総合出版社ならいろんなことができそうと思ったのと、毎号「デザート」を購入して読んでいたこともあり、縁を感じたからです!

  3. Q3 講談社はどんな会社だと思いますか?

    挑戦がしやすい環境だなと思います。たとえ新しい取り組みであっても、行動力と熱意(とある程度の勝算)があれば、耳を傾けてくれたり、力を貸してくれたりする人が多いです。

  4. Q4 今、どんな仕事をしていますか?

    後輩と2人で、女性コミック編集部から刊行される紙のコミックスの販売担当をしています。
    初版・重版部数の決定や流通面の調整のほか、書店様との商談や書店内外のプロモーション立案など、担当部署の紙のコミックスに関する利益をアップさせることが仕事です。

    仕事の内容的に関わる部署の数が多く、社内だけでも編集部やデジタル(電子書籍)担当、宣伝担当、ライツ担当など、さまざまな職種の部署の人たちと情報共有や連携をしながら一緒に仕事をしています。

    私は女性コミック編集部のほかに未来屋書店様の法人担当でもあるので、未来屋書店様のコミックジャンルの売り上げがアップするよう、客層に合わせた提案ができるように心がけています。

営業発の講談社コミックス共通フェア「講談社春のマンガまつり」チームの一員として、2024年はフェア公式サイトの担当をしました。

一番印象に残っている
仕事

『ブルーロック』TVアニメ化

前年に映像化をきっかけとして『東京卍リベンジャーズ』が爆発的なヒットを遂げていたこともあり、そのときの経験も踏まえて『ブルーロック』はかなり早い段階から編集部、宣伝部とアニメ化までの展開の相談をはじめました。放送開始の半年前には売り上げ上位の書店法人様に相談して店頭の積み上げ施策を開始し、放送直前の9月には店頭での展開が最大となるように手筈を整えました。1年くらいは書店さんにはしつこく「『ブルーロック』が次の『東京卍リベンジャーズ』になります!」と言い続けていた気がします……。
カタールで開催されたワールドカップにおける日本代表の盛り上がりという追い風もあり、アニメ放送中から重版に次ぐ重版となり、自分が売りたいと思った作品が実際に売れていくのは感慨もひとしおでした。

『ブルーロック』では店頭展開を強化してもらうため、書店名を入れた限定の宣伝物を作成しました。現在は女性向けマンガの担当として、「デザート国宝級イケメンフェア」などのキャンペーンなどに携わっています。

とある1日の働き方

  • 出社・メールチェック

  • 新刊や映像化作品の売れ行きをチェックし、重版を検討。

  • 昼食

  • 書店様との定例会 直近で売れているマンガの話で盛り上がります。

  • 編集部で担当編集、デジタル担当、宣伝担当と宣伝プランの打ち合わせ。

  • デスクに届いた見本誌を読む。 講談社イチ混沌としたデスクを自称しています。

  • 「コミックまるこ」(書店向き情報誌。非売品)特集ページの企画を検討 書店さんの売り上げアップに役立つ情報とは……? 悩みます。 全国の書店さんに毎月お送りしているほか、書店法人本部様との定例会でも使われています……!

  • 帰宅 帰宅後は大体YouTubeで動画を見ています。

  1. Q5 1週間のだいたいの流れ

    決まった流れはとくになく、「この作品は期待できそう!」「もっと伸ばしたい!」という作品があるときなどは、編集部や宣伝担当、デジタル担当との打ち合わせが急に決まることもあります。

  2. Q6 オフの日の過ごし方

    二次元アイドル系のコンテンツが好きなので声優さんのライブに行っていることが多いですが、戦国史も好きなので長期のお休みはお城や合戦場巡りにも行きます!

    昨年ようやく行けた仙台城跡です。山の上にあるお城なので仙台の中心部を見下ろす眺めも最高でした!
  3. Q7 今、おすすめの作品

    アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』/原作:矢立肇、原案:公野櫻子、監督:酒井和男
    大好きな学校の廃校を阻止すべく、「スクールアイドル」として結果を出そうとする少女9人の物語です。作品にとって最後となるワンマンライブが予定されています。作品の舞台となった沼津も最高なのでぜひ。

MESSAGE for YOU

自分の就活について思い返してみたのですが、結局のところ自分がこれまでやってきたことや好きなことを語っていただけのような気がします……。正直大変だろうとは思うのですが、これだけ自分と向き合う時間もそうないのでいい経験になると思います! 応援しています!

※2024年7月に取材した内容です。

営業

国内・国際ビジネス戦略

マーケティング・プロモーション

コミック、文芸、幼児・児童書、雑誌などのジャンル別に分かれて、紙・電子ともに出版物の販売戦略の立案、マーケティング、宣伝・販促活動などを行い、売り伸ばしを目指します。