毎週が真剣勝負!
「面白い」を突き詰めろ
- 編集
- コミック
永石 玄太NAGAISHI GENTA
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- 職種
- 編集 -つくる-
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- 所属部署
- 週刊少年マガジン編集部
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- 社歴
- 週刊少年マガジン編集部
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- 入社年度
- 2019年入社
永石 玄太NAGAISHI GENTA
大学院までの計6年間日本史学を専攻し、およそ400年前に書かれた江戸時代の古文書を読み漁っていました! 研究テーマである「隠れキリシタン」関係の資料を求め、長崎県の五島列島をレンタルバイク(原付)で駆け回ったのはいい思い出です。
漫画や小説などの出版事業に加え、動画コンテンツやゲーム事業など、今やエンタメなら何でも挑戦できるところが魅力的だったからです! 面接でも自分の好きなものを面白がって聞いてくれて、楽しそうな会社だなと感じました。
好きなものに全員全力!な会社だと思います。個性豊かな人たちが自分の“好き”に情熱を注ぐことで、様々な作品が日々生まれています。あなたの“好き”も、きっと講談社ならいろんな作品へと形を変えられるはずです!
作家さんの手によって生み出された物語をより多くの人に「面白い!」と思ってもらえるよう、工夫し届けていくのが漫画編集者の仕事です。そのためには、毎日の打ち合わせで「今回の話は何が面白いのか」「読者をどんな気持ちにさせたいのか」など、とことん作家さんと話し合います。また、ささいな会話が作品のアイデアに繋がることも多いので、最近見た映画の話や過去の失敗談、趣味の話など気付けば数時間作家さんと雑談しているなんてこともよくあります。もちろん、打ち合わせ以外にも宣伝物制作や記事作りなど作品に関わる仕事はたくさんありますが、そういう仕事を経て世に出た作品が多くの人々に「面白い!」と言ってもらえた時が、漫画編集者をやっていて最高の瞬間です!
ドイツで行われたブックフェアイベントに訪れた時のこと、「日本の漫画は海外でも人気が高い」という話は常日頃耳にしていましたが、実際に現地で見たファンの方たちの熱量は想像を遥かに超えるものでした。トークショーなどで作家さんが壇上に上がると拍手や声援が沸き上がり、イベント中に行われた作家さんのサイン会では、登場キャラのコスプレ用衣装一式を身に纏った方や、感動のあまり涙を流す方も。海外でも多くの方が日本の漫画を愛してくれていることを実感しました。ドイツの他、タイやフランスのイベントにも訪れる機会がありましたが、どの国でもその熱量は変わらず、自身の仕事が世界中の人々に繋がるものなのだと強く感じた仕事でした。
起床。昨夜のうちに来ていたメールを返していると、徐々に頭が冴えてくる。
出社。打ち合わせ前に出来るだけ事務仕事をこなしておく。
新人作家さんと新人賞や連載に向けた打ち合わせ。 作品の感想を伝えつつ、より面白いものにするための対話を重ねます。新人作家さんを含めると一日で数作品の打ち合わせを行っています。
単行本カバーの色味などをチェック。 特に第1巻はデザインの大きな方向性を含め、作家さんやデザイナーさんと入念な打ち合わせを行います。
連載作家さんと次話のネームの打ち合わせ。時には社外で食事をしながら行うことも。
帰宅。
漫画やアニメ、ドラマなどを見ながら就寝。読む手が止まらず夜更かしする日もしばしば。
月曜から金曜まで毎日何かしらの打ち合わせを行いながら、その他の時間で会議や入稿作業などを行っています。土日は基本的にオフですが、コミティアなどのイベントがある際には出張編集部として参加することもあります。
日がな一日漫画や映画を見ながらゆっくり過ごす日もあれば、体を動かしてリフレッシュする日もあります。最近はゴルフにハマっているので、休日明けに筋肉痛で苦しんでいます。
『成瀬は天下を取りにいく』/宮島未奈(新潮社)
ちょっと変わり者、だけど自分のやりたいことに正直に生きる成瀬あかりの姿はとても魅力的です! 就職活動中、いろんな不安に押しつぶされそうになった時、勇気をくれる一冊だと思います。
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「週刊少年マガジン」「ヤングマガジン」「モーニング」「なかよし」「別冊フレンド」「Kiss」などの多様なジャンルのコミックの編集を行います。「マガポケ」「Palcy」「コミックDAYS」などWEBやマンガアプリの編集・運営も行います。