Interview 社員インタビュー

会社の動きを、
数字でチェック!

  • コーポレート
  • 経理

古市 秀和HIDEKAZU FURUICHI

  • 職種
    管理 -活かす-
  • 所属部署
    経理局 
    主計部
  • 社歴
    デジタル第二営業部→主計部
  • 入社年度
    2018年入社

Interview

  1. Q1 学生時代はどんなことをしていましたか?

    大学4年間は「小説家になろう」に捧げました。単位を生贄にひたすら読書に勤しむ、まさに至福の時間でした。
    アカデミック方面で人に言える成果は何もありませんが、後悔はありません。

  2. Q2 どうして講談社を選びましたか?

    本(とくにWeb小説)に関わる仕事がしたかったのと、単純に出版社で唯一引っかかったからです。
    特定ジャンルへの強いこだわりというのは無かったので、”器用富豪”な講談社は結果的には合っていた気がします。

  3. Q3 講談社はどんな会社だと思いますか?

    やりたいことをやる! という人が多いと思います。
    私自身はどちらかというと「いのちだいじに」なタイプですが、全社的には間違いなく「ガンガンいこうぜ」ですね。
    チャレンジが好きな人には良い環境だと思います。

  4. Q4 今、どんな仕事をしていますか?

    企業の経営活動を数値で支える「財務会計」と「管理会計」を担当しています。
    財務会計では、決算書の作成や監査対応を通じて、外部の関係者に正確な情報を提供します。
    また、管理会計では、原価計算や業績分析を行い、会社の経営判断をサポートします。
    パソコンの画面とにらめっこすることが多いのでやや目が悪くなった気もしますが(大きなモニターを使っているのですが……)、
    数字を通じて会社の現在地を知ることが出来ますし、新しいチャレンジにはたいてい管理会計上の論点も出てくるので、
    会社の最前線の動きにも触れられるのが面白いところです。

経理知識ゼロでの異動だったので、最初は勉強の日々でした。

担当作品・プロジェクト

  • 損益計算書(P/L)チェック

  • 配賦基準値の計算

  • 決算書・申告書の作成

一番印象に残っている
仕事

数字に追われた決算期

経理局への異動は全てがゼロからのスタートでしたが、とりわけ初の年度決算と税務申告については強く印象に残っています。
決算は簡単に言えば会社の1年間の経営活動の成果をまとめて報告する作業です。未収収益を処理したり、減価償却の計算をしたり……。まあとにかく計算しまくって、最終的に決算書を作成します。
そして税務申告。法人税は企業の儲けに対して課されるわけですが、決算でまとめた会計上の儲けと、法人税法で定められている儲けは少し定義が違うので、更なる調整、計算が必要になってしまいます。
正直言ってかなり地味な作業ですし根気もいりますが、会社である以上誰かがやらなくてはいけないことですので、
これによって現場の皆さんが自分の仕事に集中できるんだと思えば、意義のある仕事だと思います。

完成した決算報告書は株主総会へ。少し前は製本までしていたそうですが、最近はDX化が進んできました。

とある1日の働き方

  • 出社。メールを確認しつつ、本日やることを整理します。

  • 前日までに起票されている伝票のチェック。固定資産なのに費用になっていたり、期間帰属すべきなのに一括で費用計上されていたりといった誤りを拾い、正しい状態に修正します。

  • お昼休み。護国寺近くのインドカレー「カリカ」おススメです!(社食もあります)「カリカ」のランチメニュー。ナンはおかわり自由です!

  • 伝票チェックの続き。

  • 海外向けの新規ビジネスについての打ち合わせに参加。

  • 直近で申請されている社内稟議を確認。金額が大きいものは要経過観察としてチェックしておきます。手当が必要なのか、不要なのか。意外に調べものにも時間がかかります。

  • 業務効率化のため、AIに相談しつつPower Queryのテーブルを構築していきます。

  • 帰宅。

  • Web小説とゲームでリフレッシュして、就寝。

  1. Q5 オフの日の過ごし方

    やる気が沸いたときは会社の部活(もちろん任意です)でサッカーに行ったり、ふらっと登山に行ったりします。
    とはいえ、大半の時間は読書とゲームに消えていきます。結局それが、私にとっての最高の贅沢なんですよね。

    大菩薩嶺から望む富士山。いつか百名山を制覇したい…!
  2. Q6 今、おすすめの作品

    『凡人探索者のたのしい現代ダンジョンライフ』/しば犬部隊(著), 諏訪真弘 (イラスト) (オーバーラップ)
    今年ぶっちぎりの「記憶を消してもう一度読みたい本」。展開が常人の理解力を超えています(褒め言葉)。テンプレに飽きた人はぜひ。

MESSAGE for YOU

軽く50社くらいは落ちているので、偉そうなことを言える立場ではありませんが……。
就活は「数撃ちゃ当たる」だと思いますので、落ちても「あいつら見る目がなかったなぁ」くらいのマインドが大事だと思います!

※2025年8月に取材した内容です。

講談社のお仕事図鑑

コーポレート

コーポレート

経理

講談社の経理局には、主に支払い処理を担当する「経理部」、
決算処理等を担当する「主計部」、売上・資産管理を担当する「管財部」、
グループ企業経理を担当する「グループ経理推進部」、四つの部署があります。