Interview 社員インタビュー

「物語」と「日常」の
架け橋に。

  • 営業
  • ライツビジネス(IPビジネス)

松原 元HAJIME MATSUBARA

  • 職種
    営業 -届ける-
  • 所属部署
    ライツMD部
  • 社歴
    ライツMD部
  • 入社年度
    2022年入社

Interview

  1. Q1 学生時代はどんなことをしていましたか?

    あまり忙しなく動いているタイプの学生ではなく、専攻が芸術文化だったので、それを免罪符に気の赴くままに漫画を読んだり映画を観たり、美術館に足を運んだりしていました。コロナ禍前はちょくちょく海外にも行っていました。

  2. Q2 どうして講談社を選びましたか?

    一番は説明会や面接で感じた会社の雰囲気で、良い意味で飾り気のなさに惹かれました。
    ほかにも講談社は挑戦的な企画が多く、この会社ならやろうと思えば何でもできるんじゃないかと思ったのも理由です。

  3. Q3 講談社はどんな会社だと思いますか?

    懐の深い会社だと思います! 失敗を受け止めてくれる風土がありますし、もの・こと・人、何に対しても「面白がろう」の精神を持っている人が多い印象です。

  4. Q4 今、どんな仕事をしていますか?

    講談社が関わる漫画・アニメのグッズ化やイベント化、そしてタイアップのライセンスを担当しています。
    ライセンスと聞いても仕事内容がピンとこないかもしれませんが、企画立案からパートナーとなる会社探し、条件交渉、契約、監修――。一つ一つの企画に最初から最後まで伴走します。営業が実を結ばないことも多いですが、自ら発案した企画が狙い通りの反響を得られたときの喜びはひとしお。作品の魅力を広げるにはどんなグッズやタイアップがあると良いかをいつも考えています。
    絶賛連載中の作品だけでなく、連載やアニメ放送が終了している作品と世の中の接点を創り出すことも、MDの大切な役割であり醍醐味の一つです。

施設タイアップでは現地に事前監修に伺うこともあります! 写真は当時担当だった『シャングリラ・フロンティア』のコラボイベントです。

一番印象に残っている
仕事

『メダリスト』初の展覧会
「メダリスト展」

2025年8月から開催された「メダリスト展」は、自分が初めて携わった大きな展覧会です。
企画の本格始動は2024年末頃。他作品の展覧会に足を運んでは作品の魅力を最大限伝えるにはどうしたら良いかを考え、主催者と毎週のように話し合いを重ねました。
漫画・アニメ両方を含む展示企画ということもあり関係者も多く、ハブとしての役割には難しさも感じましたが、展示制作のプロの方々が築いた土台に、原作者・つるまいかだ先生をはじめとしたたくさんの作品関係者の想いやアイデアが加わり、非常に密度の濃い展示空間が完成しました。会期直前は毎日が文化祭前夜のように怒涛に過ぎ去っていきましたが、その分実際の会場を目にしたときには充実感がありました。

東京会場のエントランス。全国巡回も予定されています!

とある1日の働き方

  • 起床。

  • 出社。この時間はまだフロアに人は少なめです。

  • 広告代理店と打ち合わせ。放送を控えたアニメ作品についてタイアップのご提案を受ける。 体感としては打ち合わせの7~8割がリモート兼用。コロナ禍後に入社した世代なので、リモート無しの業務は想像がつきません。

  • 会社近くのお店で同期と昼食。 一見お店が少なそうな護国寺駅周辺にも美味しいお店がたくさんあります! 同期と話す時間は良い息抜きです。

  • イベントに向けた定例会議。

  • 監修会。週に一度、各社から届いたグッズのサンプルを作品に関わるメンバーが集まってチェックします。

  • 日中にメールで届いた新規提案やデザイン監修物を一気にチェック。

  • 帰宅。通勤中はアプリでその日更新された漫画を読むのが日課です。

  1. Q5 オフの日の過ごし方

    休日はとにかくぐっすり寝て、寝ていない時間でプロ野球中継を観たり映画館に行ったりしてリフレッシュします。
    最近はマーダーミステリーやARG(代替現実ゲーム)にもハマっていて、定期的に会社の同期と集まっては新たな事件に挑んでいます。

    年に数回は応援しているプロ野球チームの現地観戦へ。この日は本拠地の北海道まで遠征!
  2. Q6 今、おすすめの作品

    『極夜行』/角幡唯介(文藝春秋)
    未知の世界と、そこに挑む心情を描き出す文章表現が圧巻です。読み始めると止まらないので、お時間のあるときにぜひ!

MESSAGE for YOU

就活前は、就活のことを人生キラキラ度アピール合戦みたいに想像していて憂鬱でした。しかし実際にはそんなことはなく、どんなエピソードでも中身にある考えを自分の言葉で伝えればちゃんと耳を傾けてくれることが多かったように思います。あまり先回りして構えすぎずに臨んでみてください!

※2025年8月に取材した内容です。

講談社のお仕事図鑑