Interview 社員インタビュー

「より分かりやすく」、
「より面白い」を追い求めて。

  • 編集
  • コミック

脇田 康平KOHEI WAKITA

  • 職種
    編集 -つくる-
  • 所属部署
    週刊少年マガジン編集部
  • 社歴
    週刊少年マガジン編集部
  • 入社年度
    2021年入社

Interview

  1. Q1 学生時代はどんなことをしていましたか?

    テニスや海外小説など、自分の新しい“好き”を見つけては、ひたすらそれを深めていました。とびっきりの恋もしました。想いは届かずでしたが男磨きの過程で筋トレにハマれたので、自分の身体を前より“好き”になりました。

  2. Q2 どうして講談社を選びましたか?

    出版業界で会社を調べていると、一番“ありのまま”を見てくれる印象があったんです。「ドレスコード無しでOKだよ!」的な親しみやすさと言いますか。本番の面接は“心の中”まで見てもらえるように、なるべく薄着で行きました(笑)。

  3. Q3 講談社はどんな会社だと思いますか?

    “人の心を揺さぶる”コンテンツが、総合出版社ゆえに多彩なジャンルで数多くあります。誰かの今日に“活力”として寄り添えるのは、かけがえのないやり甲斐です。常に新しい面白さを探求している貪欲さも魅力だと感じます。

  4. Q4 今、どんな仕事をしていますか?

    連載作家さんからデビュー前の新人作家さんまで、毎日複数作の漫画の打ち合わせがあります。作家さんの考えている面白さを、どうしたら「より分かりやすく」「より面白く」伝えられるだろうかと、作家さんと読者を繋ぐイメージで試行錯誤しています。漫画は正解のない世界ですが、自分の信じた面白さが読者に届いた瞬間はとても嬉しいですね。打ち合わせでは、部活動のスポーツ知識やほろ苦い恋愛エピソードなど、ささいな実体験が作家さんのアイデアに繋がったりする瞬間もあって面白いです! その他にもゲームやグッズの監修など、作品によっては派生コンテンツの業務もあります。自分が監修したものを街中やSNSで見かけた時は「漫画が誰かの生活の中に生きているんだな」と大きなやり甲斐を実感します。

動画で仕事内容をチェック!

現在の担当作です。マガジン編集部には「週刊少年マガジン」「別冊少年マガジン」「マガポケ」の3媒体があります。

一番印象に残っている
仕事

作品宣伝は“大人の文化祭”!?

漫画『彼女、お借りします』でキャラ人気投票を行い、1位になったヒロイン水原千鶴への“ご褒美”として「等身大フィギュア」を製作したのが印象に残っています。著者の宮島礼吏先生の丁寧な監修と、こちらのリクエストを楽しみながら反映してくださったメーカー様のご尽力のおかげで、リアル“理想の彼女”が完成! スカートが本物のデニムだったり、実はしっかり下着まで穿いているほどのこだわりっぷりで大きな話題を呼びました。さらに追加企画として、作品の聖地でもある「浅草花やしき」にて、この水原千鶴と“貸し切りデート”ができる読者プレゼントも実施しました。作品の宣伝にはいつも悩まされますが、時にこうした“夢てんこ盛り”のアイデアも形になるのでワクワクが尽きません!

「浅草花やしき」で“貸し切りデート”中の水原千鶴。単行本1巻表紙のポージングを完全再現しています。

とある1日の働き方

  • 起床。今日の仕事の流れをなんとなくイメージしながら、コーヒーを片手にメールチェック。

  • 出社。グッズやゲームシナリオの監修など、事務的な作業から着手。 監修のために使い古したキャラクターブックと気分転換のお菓子が仕事の相棒です。

  • 打ち合わせ。作家さんによっては社外で食事をしながら行うことも。他にも会社にいらっしゃる方、電話の方など、スタイルは様々です。

  • 校了紙(ゲラ)のチェック ここでチェックしたものがそのまま漫画になって雑誌に載るので、誤字などがないかを入念に確認します。

  • 帰宅。会社は駅直結なので、雨の日でも楽なのがいいところ。

  1. Q5 オフの日の過ごし方

    最近は訪れた場所で“記念パンツ”を買うことにハマっています。今までは黒一筋でしたが、ノリで買ったUSJのミニオンパンツを皮切りに、どんどん心まで彩り豊かになっている気が(?)します。

    実物は流石にお見苦しいため、写真は商品画像です。
  2. Q6 今、おすすめの作品

    『生きる言葉』/俵万智(新潮社)
    AIという優等生に頼れちゃう時代で、“私らしさ”って何?
    「短歌」を通して自分と世界を見つめ直せる一冊です!

MESSAGE for YOU

僕はガクチカが弱く悩んでいました。でも大切なのは成した事の大きさではなく、その事に対して「何を感じ、考えたか」だと思います。少なくとも講談社はその目つきで、心をまじまじ見てきます。だから、自分らしささえ貫いていれば自然と目が合いますよ!

※2025年8月に取材した内容です。

講談社のお仕事図鑑

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コミック

「週刊少年マガジン」「ヤングマガジン」「モーニング」「なかよし」「別冊フレンド」「Kiss」などの多様なジャンルのコミックの編集を行います。「マガポケ」「Palcy」「コミックDAYS」などWEBやマンガアプリの編集・運営も行います。