Recruit

選考の流れ

講談社の採用試験の全貌を明らかにする恒例企画です。
2025年2月から4月にかけて実施した2026年度入社定期採用のデータを大公開いたします。
ただし、ここでお見せするデータはあくまでも「参考」でしかありません。
2027年度の選考方法がどうなるかは、必ず採用マイページでお知らせします。
「ENTRY & LOG IN」ボタンからマイページ登録いただき、最新情報をこまめにチェックしてください!

選考方法とフロー

講談社はコロナ禍をきっかけに、オンラインと対面を組み合わせた選考方法にシフトしました。
また、日本国内はもちろん海外にお住まいの方の応募も増え、多様かつ柔軟な採用選考が求められていると感じています。
今後も検証・検討を重ねながら、受験者のみなさんにとって最良な形を目指していきます。

  • STEP1

    書類選考(エントリーシート(ES))

    2025年2月12日正午 アップロード締め切り

    応募者

    3180

    通過者

    1694

    (通過率:53.3%)

    2024年3月に採用マイページをオープンし、ESの応募締め切り時点でのマイページ登録者数は38324人となりました。ESは、WEB入力2枚、手書きの自由記入1枚、作文2枚(800字)――合計5枚のボリュームでした。
    応募数は前年(3592人)よりも減りましたが、国内外どこからでもタイムラグなく応募できるWEB応募形式ということもあり、2025年度も多くの方にESをご提出いただきました。

    ★書類選考でのポイント

    講談社におけるESは、受験者のみなさんの人となりを立体的に知るための地図のようなものです。何を考え、何に興味を持ち、何を成したい人なのか――みなさんをあらゆる角度から知るために、そしてESを通してみなさんがより深くご自身と向き合えるように、毎年趣向を凝らした設問を用意しています。だからこそ、ESは書類選考のみならず、その後のすべての面接においても参考にさせていただきます。
    ポイントは「読み手がどう受け取るかを想像して書く」こと。講談社の仕事は、見えない誰かに向けてコンテンツを作り、届けることです。ESを、自分自身という唯一無二の「ものがたり」を誰かに届けるための作業だととらえてみてください。
    ちなみに、締め切りオーバーやアップロード漏れなど、ケアレスミスで脱落する方が毎年いらっしゃいます。特に締め切り直前は、アクセス集中によりアップロードが上手くいかないケースがあります。必ず余裕をもって、早めに取り掛かっていただければ幸いです。また、締め切りまでは何度でも修正が可能なシステムですので、提出後でも繰り返し誤字脱字のチェックをすることをおすすめします!

  • STEP2

    筆記試験(オンライン&テストセンター)

    2025年2月21日~3月3日 実施

    受験者

    1623

    通過者

    647

    (通過率:39.9%)

    2026年度の筆記試験は、オンラインでの適性検査受検に加え、テストセンターでのWEBテスト受験(英語、言語、計数)を実施しました。テストセンターは、47都道府県だけではなく、世界中に会場があります。ご自身で希望の会場を予約し、受験していただきました。

    ★筆記試験でのポイント

    ここ数年はオリジナル問題ではなく、外部のWEBテストを使用して筆記試験を実施しています。市販のテスト対策問題集を解くこと、ニュースをこまめにチェックすることなどの積み重ねが、あらゆる局面で役に立つかもしれません。

  • STEP3

    第一次面接(オンライン)

    2025年3月9日~11日 実施

    受験者

    644

    通過者

    244

    (通過率:37.9%)

    2026年度の第一次面接もオンラインでおこないました。形式は受験者1人に対して現場社員2人の個人面接です。約20分間で「一緒に働きたいと思える人物かどうか」という点に主眼をおいて面接をおこないました。2027年度も第一次面接はオンラインで実施予定です。万全な通信環境のご準備をお願いいたします。

    ★第一次面接でのポイント

    出版社の仕事は「人と会って心を通わせる」が基本ですが、オンライン上でもそれは実現できることを、コロナ禍での働き方の変化を通して実感しています。今後も、オンラインとオフラインのメリットをうまく採り入れたいと考えています。
    また、第一次面接は受験者が希望日時を予約する方式です。なるべく待ち時間が短くなるように運営いたしますが、念のため、面接後のスケジュールには余裕を持ってご参加いただきますようお願いいたします。

  • STEP4

    第二次面接(対面)

    2025年3月23日~25日 実施

    受験者

    243

    通過者

    92

    (通過率:37.9%)

    第二次面接以降の面接は、みなさんと直接お会いする対面形式で実施しました。
    第二次面接は受験者1人対面接官3人の個人面接で、現場の上長である部長、編集長と向き合っていただきました。また、面接日までに新たに「二次面接シート」のWEB入力をお願いしました。第一次面接より緊張感は増したかと思いますが、現場のトップに対して、やりたいことをとことん語れる場でもあります。

    ★第二次面接でのポイント

    例年通りであれば、2027年度定期採用の第二次面接も、面接日時は講談社から指定させていただきます。好きな雑誌の編集長や目指す部署の部長と直接話ができる場でもありますので、ご自身の夢や目標を思い切り語っていただきたいです。また、第二次面接以降は交通費も規定額を支給いたします。

  • STEP5

    第三次面接(対面)

    2025年4月4日~5日 実施

    受験者

    91

    通過者

    33

    (通過率:36.3%)

    第三次面接も対面形式で実施いたしました。受験者1人に対して役員を中心とした面接官5人の個人面接です。30分を超える長丁場になる場合もあるほど、講談社の選考の中では、例年この第三次面接がもっとも時間をかけて面接官とお話しいただく面接となります。

    ★第三次面接でのポイント

    入社後の社員からも「第三次面接がいちばん緊張した」との声をよく聞きます。面接時間が長いことを前向きにとらえてみると、前半にうまく思いを伝えられなくても、後半に挽回が可能ということです。面接官側も、なるべく深く、みなさんの心のうちにある言葉をお聞きしたいと思っています。じっくりご自分をアピールするチャンスと考えて、最後まで諦めずに食らいついてください。

  • STEP6

    総務面談(オンライン)

    2025年4月10日~12日 実施

    受験者

    33

    通過者

    33

    (通過率:100%)

    総務面談はオンラインで実施いたしました。総務面談は、採用担当をはじめとする人事部、総務局の社員と受験者のみなさんが、次の第四次面接に向けて「打ち合わせ」をおこなう情報交換のようなステップです。この場は、面接への心配や不安をできるだけ解消し、最終面接を受ける準備の場として使っていただきました。

    ★総務面接でのポイント

    通過率は100%でした。あくまでも選考プロセスの一つとして、面談も参加必須の大事なステップです。前後に実施される健康診断も必ず受診をお願いいたします。

  • STEP7

    第四次面接(対面)

    2025年4月17日・18日 実施

    受験者

    32

    通過者

    29

    (通過率:90.6%)

    第四次面接は、受験者1人に対して社長を含めた幹部4人がお会いする個人面接でした。2026年度も2日間に分けて実施しました。1人15分程度と面接時間は短いですが、最後の大切な選考面接です。2027年度も、最終面接はみなさんのお話を社長が直接伺う予定です。

    ★第四次面接でのポイント

    15分という短い時間は、想像以上にあっという間に過ぎてしまいます。伝えたいことは、端的に伝えられるように準備しておきましょう。もちろん緊張されることと思いますが、15分の会話を思い切り楽しんでいただけたら嬉しいです。

  • STEP8

    内々定

    入社予定

    27

    こちらで紹介したのはあくまで2026年度の選考過程とその結果です。毎年、試験内容も面接の日程も、同じように実施するとは限りません。2027年度も情勢の変化に対応しつつ採用活動をおこないます。就職活動はどんどん本格化していくと思いますが、体調に気を付けて、常に最新の情報をチェックするように心がけてください。
    講談社の採用にかかわる最新情報は、採用サイトをはじめ、講談社のマイページや採用担当公式Xなど、“正規”のソースから、ご自身で得るようにしていただければ幸いです。